
団体の男がヤメロと怒鳴るが僕はもう一度もっと嫌味たらしく団体の前で舞った。この挑発に乗った男が胸ぐらを掴んで怒鳴りかかってきた。僕はシメシメとおもいつつ、掴まれながら守衛室からはなれ、男に対して低い態度をとり続けている。正門をでたら、大きく怒鳴り返し殴ってやろう、いままで低い態度だった僕が怖くなったらコイツがどれだけ驚くかを楽しみにしている。
正門の外に出て一気に反撃するが男はあまり驚いていないようす。逆に応戦してきて強そうだ。
僕は男にテニスの試合を申し込む。エレベータで昇ったフロアにテニスコートがある。ダブルスの試合。ペアはスポーツ漫画かアニメに出てくる激ウマのキャラクターのような人。ほとんどがその人の活躍で試合が進む。相手の男も含め4人の中で一番へたなのは僕。面目も見栄も意地もない情けない気分だが、なんとか頭の中でギリギリの言い訳をしてプライドを保っているのでやはりますます情けない。それに腹が減ってきて相手の男の物であるご飯や美味しいオカズを頂く。いつの間にか会食になっていたが、男と何時からか登場したコウケンの人と仲良くなって食べている。テニスコートのフロアは大阪の廃墟のようなイメージもある。そのまま楽しんでいると呼び出されタンクローリーが足りないという。奥場所の公園に停めていたのでアレでは誰も気付かない。倉庫から二つの計トラックを出しておく。タンクローリーがそこに入るからだ。
仕事が終わって先輩達は打ち上げに行ってしまった。わかい連中は暇をもて余して珊瑚でできた山の造成地に散歩にいく。その頂上にみたこともない大きさのタンクローリーが止まっている。運転席がビルの3階くらいのたかさにある。ベテラン先輩の持ち物との噂だった。運転席に座ってみたくなる。回りのみんなも同じ気持らしく我先に運転席への梯に飛び付く。飛び付かないと届かない高さから梯が始まっている。どうしても上れない人は後ろからのなだらかな階段をつかった。やっと運転席につくと、助手席に持ち主の先輩が宴会あとの真っ赤な顔で入ってきた。それと同時に何かを僕が触って動かしたせいで車が急傾斜で整備されていない珊瑚の浜辺のような道を下り始めてしまった。高さがある車なので急な操作で横転しそうで怖い。先輩の指示でゲレンデのような坂道をブレーキとローギアで下って行く。最後事務所へ続く降り口でパトカーが取り締まりをしていた。シートベルトをあわててしたが、注意される気配はない。それどころかパトカーはタンクローリーに踏み潰されないように道の真ん中から脱出し、逃げていった。このタンクローリーを停めるには戦車が必要だ
。最後の下り坂道はまさにゲレンデのようで、アクセルやブレーキを実際のスキーのステップのようにうごかしてタンクローリーをドリフトさせながらシュプールを描かせる。事務所につくと、先輩たちは暴走族のバイクの話で盛り上がっている。タンクローリーの持ち主は僕が知らない女性の持ち物だったようだ。巨大タンクローリーの運転手がオネェサンなのはそれはそれでしっくりした。



